KASANEOについて

活動の目的

超高齢社会の今、多世代で交流し、助け合って生きていく必要があるはず。しかし、それを実行するには「年代差の壁」が大きすぎるという課題があります。
そこで、歳の離れた者同士でも自然に会話し交流できるような共通の話題を模索した結果、20年周期で流行すると言われる「ファッション」に注目しました。

KASANEOは、「ファッション」を通して自然な多世代交流を可能にする場づくりを目的に事業に取り組む、京都文教大学の地域連携学生プロジェクトです。

主な取り組み

もう今は着ることはないが、「想い出」があって捨てられない。
そんな「想い出」の衣服を譲り受けることから、私たちの取り組みは始まります。
2024年度からは「想い出」の衣服を提供していただく「衣服譲り受け会(※)」を行っています。
譲り受けた衣服は「想い出」と共に展示会やファッションショー(※)、スナップ撮影イベント(※)で使用、さらに年に一回発行する「交流雑誌(※)」に掲載します。それらを通して沢山の人へ「想い出」が引き継がれていき、最後は「欲しい理由オークション(※)」を行いKASANEOの外へと引き継がれていきます。
これらのサイクルを介して、KASANEOは「自然な多世代交流」を可能にしました。

衣服譲り受け会


終活を見据えて衣服を整理したいけれど
想い出の衣服をリサイクルショップに出したり、処分して良いのだろうか
と思われる高齢者のかたが多くいます。
そこで今は着ることはないが、捨てられない衣服を
提供していただく「衣服譲り受け会」をつくりました。

譲り受ける際、その衣服を着ていた当時の想い出や購入された経緯、
コーディネートの仕方、流行していた曲など
衣服にまつわる様々な想い出を聞き取ります。

それにより「自然な多世代交流の場」が生まれ
新たな想い出の衣服にも巡り合える。

※提供して頂いた衣服は今後のイベントに使用する方針です。



ファッションショー

 

提供していただいた想い出の衣服と
モデル自身の私服と合わせてファッションショーを行います。
モデルがランウェイを歩く時には司会が想い出を読み上げるため、
衣服を通して提供者の人柄やこれまでの歩みを知ってもらうことができます。

地域の高齢者の方や高校生と同じ舞台で歩き、
ファッションショーを通じて多世代交流をすることができます。





欲しい理由オークション


ファッションショーや展示会、雑誌で使用した衣服の「想い出」はKASANEO内で留まらせるのではなく、次の人へと受け継ぐことで大切な想い出を風化させない仕組みをつくります。
そこで私たちが行うのは「欲しい理由オークション」です。
方法は以下2つのパターンがあります。

①新しい人の元へ譲り出す衣服を決め、欲しい理由オークションのイベントを開催する。

その衣服を欲しいと思った人には「なぜ欲しいと思ったのか」や「この衣服を着てどんなことがしたいか」を聞き、シニアメンバー(※)が精査することで、誰の元へ衣服を譲るかどうかを決定する。

②譲り受け可能な衣服のみを使用した展示会を行う。

来場者の方から「この衣服が欲しい」と声がかかったらシニアメンバーが「なぜ欲しいと思ったのか」や「この衣服を着てどんなことがしたいのか」のヒアリングを行う。それらの内容を数人で精査し、衣服を譲るかどうかを決定する。



※シニアメンバー
KASANEOに所属している65歳以上の高齢者メンバー
(ページの下記に詳細があります)

タイダイ染めワークショップ


イベントに参加された方と「共に想い出を作る」ことが目的で活動を始めました。

タイダイ染めは、無地のタオルを輪ゴムで縛り
そこに染料を塗って染める手軽な染物です。 
参加者が好きなように縛って、色を混ぜていくので
世界で一つだけのものを作ることができます。

この活動を始めたことにより、今まで関わる機会の少なかった、
お子さんや30~40代の親御さん世代との交流が実現しました。 

想い出の衣服展示会


提供していただいた衣服を想い出と共に展示いたします。

フリーマーケット


KASANEO内に留まっている想い出の無い衣服を出品いたします。

KASANEO FES


 誰もが気軽に集える「居場所」を目的に、毎年行うKASANEO主催イベントです。 

地域連携学生プロジェクト

京都文教大学では、本学が所在する「京都・宇治」をはじめ、地域に根ざした取り組みを行うプロジェクト活動が盛んに行われています。
各プロジェクトが自主的な活動に加え、大学内でアカデミー生(※)との交流、
オープンキャンパスへの参加、学内・学外の地域イベントへの参加など多面的に活躍しています。
私たちKASANEOはそのなかでも「ファッション」と「多世代交流」に軸を置き活動をする
2018年に発足した地域連携学生プロジェクトです。


※宇治市と京都文教大学・短期大学が連携して開講する宇治市在住の65歳以上の方が
大学に通うことができる取り組み。




アドバイザー教員

黒宮一太 (京都文教大学 総合社会学部 准教授)

地域パートナー

京都文教大学の地域連携学生プロジェクトとまちづくり活動や地域における協力など、
様々な分野において連携していただける自治体・企業等のこと。




宇治市健康長寿部 長寿生きがい課

シニアメンバー募集中!

KASANEO(カサネオ)には学生メンバーの他にシニアメンバーが所属しています。
彼らは本学で学ぶの宇治市高齢者アカデミー(65歳以上の宇治市民を対象にした生涯学習事業)生

の卒業生をはじめ、KASANEOの今までの活動に興味を持ってくださった方、
私たちからスカウトした方など参加動機は様々。
学生とともにファッションショーのランウェイを歩いたり
イベントの運営スタッフとして活躍したり…可能性は無限大です!
是非私たちと一緒に活動しませんか?

シニアメンバーにご興味がある方は下記のリンクよりご連絡ください。